特許とは別物!商標登録ってそもそも何?
Point
①商標を特許庁に登録することを商標登録という。
②それにより、商標権を得る。
③特許庁に必要書類を提出することを商標登録出願という。
④特許権は発明、商標権はネーミングなどを守る。
1.商標登録とは
商標登録とは、商品名、サービス名やロゴ等の商標を特許庁に登録することをいいます。
登録をすれば、商標を独り占めする権利である商標権を得ることができます。
ちなみに、商標とは、他の商品やサービスと区別するための標識のことです。
具体的には、商品のネーミングやロゴなどがあります。
2.特許と商標登録の違い
特許権は発明を守る権利であるのに対して、商標権は商品名やサービス名などの商標を守ります。
つまり、特許は技術、商標登録はネーミング等に関するものです。
3.商標登録をするには?
商標登録をするためには、必要書類を揃えて特許庁に提出しなければなりません。
その書類を提出する行為のことを商標登録出願といいます。
出願後に、特許庁がその商標について登録してもよいかどうか審査が始まります。
審査を通過した場合に晴れて登録することができます。
ちなみに、「商標登録出願」は正式な法律用語ですが、「商標申請」、「商標出願」などの言葉も同様の意味で使われることがあります。